医療脱毛は何回必要?施術回数の目安情報 | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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「医療脱毛」とは、医師のいるクリニックでレーザーを用いる脱毛方法です。体毛に含まれるメラニン色素にレーザーを当てることで熱を発生させ、その熱によって毛母細胞に働きかけて脱毛効果を得ることができます。体毛の生成機関である毛母細胞にピンポイントに働きかけて、破壊する根本的な脱毛法なので、脱毛が完了した後に体毛が生えてくることがほとんどなくなります。医療脱毛に限らずエステ脱毛でもそうですが、脱毛は複数回施術を受けることが必要です。ツルツルすべすべの状態を目指すなら、なおさら回数を重ねることが必要です。医療脱毛は少ない施術回数で脱毛効果を得られることが知られていますが、具体的にどれくらいの回数が必要なのでしょうか。ここでは、医療脱毛の効果を感じるために必要な回数の目安や、回数から見るプランの選び方などを紹介していきます。

医療脱毛の回数の目安

脱毛はどんな人でも1度では完了しません。これは体毛が「毛周期」という毛の成長サイクルが関係してます。毛の成長は、毛を作る組織である「毛母細胞」の分裂が始まることでスタートします。毛母細胞が分裂を繰り返し、毛がどんどんと伸びている状態を「成長期」と言い、毛が生えている状態でも毛母細胞が分裂をやめて成長が停止している状態を「退行期」と言います。退行期の後、毛は抜け落ちます。このとき毛母細胞は次の成長期に備え休んでいる状態の「休止期」に入っています。
医療用レーザーはどの状態の毛に当てても効果があるわけではありません。毛母細胞が活発に分裂する「成長期」にある毛だけが、レーザーを吸収しやすく、効率よく熱を発生させて脱毛の効果に繋げることができると言われています。「成長期」の毛は黒い色が濃く、毛母細胞にレーザーが届きやすいことがその理由です。ちなみにこれはエステ脱毛でも同じで、毛周期を無視した脱毛はできません。
すべての毛が同じタイミングでサイクルを繰り返していれば良いのですが、残念ながら1本ずつのサイクルは異なります。実際に成長期にある毛は、頭髪以外の毛の場合全体の20%程度しかないと言われています。1度の施術では約20%の毛に対してのみ脱毛効果が得らることができないため、成長期の毛に100%照射することを目指すには、単純計算をしても5回の施術が必要ということになります。脱毛プランに5回程度のものが多いのはこうした理由からと言えるでしょう。5~6回の施術を行えば、ほとんどの脱毛箇所は自己処理がが楽になるレベルに毛を減らすことができます。面倒なムダ毛処理が楽になることで満足する人もいるでしょうし、徹底的に毛がない状態にこだわりたいという人もいるでしょう。目安の回数は人それぞれの目標によっても違いますが、5回以上は必要なことが多いと覚えておきたいものです。

ツルツルにしたいなら回数は増える

毛が発生し抜け落ちるまでのサイクル「毛周期」には個体差があります。同じ箇所に生えている毛でも毛根によって毛周期はさまざまで、タイミングだけでなく1本1本の毛が繰り返すサイクルの長さ自体にも差があるのです。毛抜きで無理にムダ毛処理をしたことで毛周期がくるってしまうこともあり、とてもデリケートなものと言われています。レーザーを照射したときに、すぐにぽろりと抜ける毛は「成長期」、抜けずに長さが伸び続ける毛は「退行期」や「休止期」を経たものです。そのため、5回の施術を受ける間に「成長期」に当てはまらなかった毛が、脱毛できずに残ってしまうことがあります。
具体的には、毛量が減ったと感じるには3~4回、自己処理がほぼ不要になるには7~8回、ツルツルの状態になるには10回以上の施術が必要だと言われています。クリニックによっては、以前は6回だった基本プランを、5回で満足する人が多いという理由で5回に組み替えたというケースもあります。ちなみにツルツルの状態にするまでの回数は、サロン脱毛と比べて医療脱毛の方が平均して8回程度少ないとされており、医療脱毛が永続的な効果を望めるのに対し、エステ脱毛はあくまでも減毛で、また生えてくる可能性があると言われています。医療脱毛が少ない回数で効果的に脱毛できることは回数の比較からも分かります。このように効果を感じやすいと言われる医療脱毛であっても、完全にツルツルの状態にしたい場合は5回では足りないと考えたほうが良いでしょう。
また、脱毛箇所によっても必要な施術回数は異なります。生えている箇所によって毛の濃さや太さが違い、毛周期も異なるからです。例えば顔や太もも、ひざ下、腕、ひじ下、手の甲などが6ヵ月~1年6カ月のサイクルで毛周期を繰り返すのに比べ、VIOゾーンは1年~2年、ワキは1年~2年6カ月と毛周期が長い傾向にあります。毛周期が長いほどツルツルの肌にするには施術回数が増えると言われており、毛周期に合わせて施術することを考えると、通院のタイミングも重要です。クリニックでは2ヵ月あるいは3ヵ月に1度の施術を進められることが多いようです。

医療脱毛の回数の選び方

医療脱毛を行うクリニックでは、お試しを兼ねた「1回プラン」、気軽に申し込める「3回プラン」、ある程度の効果が望める「5回プラン」を用意していることが多いようです。毛周期を網羅するように5回の施術を受ければ、ほとんどの人はムダ毛処理が楽になる程度に脱毛効果を実感することができるため、クリニックがあらかじめ用意している5~6回程度のプランを選ぶのが無難でしょう。しかし、あくまでも平均的な回数です。体質には個人差があり、毛の質や濃さ、肌の色や色素沈着の状態、痛みの感じやすさなども人によって違います。毛が薄い方が施術回数は少なく済むことが多く、毛が太く濃い人の方が脱毛効果を実感するまで時間がかかるとも言われます。多くのクリニックでは事前に無料でカウンセリングを行ってくれるので、数多くの症例を見てきた医師や施術スタッフに相談し、回数を決めたほうが良いでしょう。
こうした体質の問題とは別に、「日焼けをしないように気を付ける」「体調が悪い時には予約をキャンセルして取り直す」「生理中を避ける」「施術の日には肌のコンディションが整っているようにする」など、回数を増やさないために自分でできる注意事項もあります。これらは施術がしにくい、あるいはできない条件で、せっかく通院しても十分な施術効果が得られない場合があります。例えば、肌トラブルが起きている箇所は痛みを感じやすく、日焼けをしている肌はレーザー照射のパワーを上げられないため施術を途中でやめざるを得ない事態も起こり得るのです。もちろん、最初から施術できないケースがほとんどですが、医療レーザー脱毛は医療行為だということを理解して、脱毛中は生活リズムにも気を付けたいものです。

アフターケアがあれば大丈夫

カウンセリングを経て納得して決めた施術回数であっても、終了後に「思っていたよりも毛が残っている」と感じることはあり得ることです。脱毛が進んでいく過程が心地よく、手入れが楽になっていくのを日々実感できるため「もっとツルツルになるまで回数を追加したい」「別の箇所も医療脱毛したい」という人もいるでしょう。いざ施術回数を追加しようとしたときに気になるのが、追加料金が割高に設定されているのではないかということです。複数回の施術がセットになったプランは、回数が多くなればなるほど1回分の施術料金が安くなります。「5回プランの後に1回だけ追加したい」と思っても、料金が高ければなんだか損をしたような気持ちになってしまいます。多くのクリニックではこうした事態を見越し、5回プランの後の追加は料金を安く設定したり、中には脱毛し放題プランを用意しているクリニックもあります。クリニックによって内容が異なるため、事前にホームページなどで確認し、カウンセリングでもしっかりと質問することが大切です。

目安はあくまでも参考程度

全体の体毛に対して、脱毛効果の高い成長期の毛は20%に過ぎないという事実と、クリニックで多く採用されているプランから、回数の目安は5回が適当だと述べてきました。しかし、目指す脱毛効果は人によって異なる上に、体質の個人差を考えてもこの回数はあくまでも目安として考えると良いでしょう。実際に何回施術を行うかは、施術前のカウンセリングはもちろん、施術の進行具合や状況に応じて相談して決めていくことが重要です。

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